11月 05, 2018
院長ブログ
肩甲骨ってどんな骨??
肩甲骨とは、背面部から肋骨を覆っている、一対の三角形状をした大きな骨のことです。
人間の胸部には、体幹と上肢(腕と手)とで構成される「肩甲帯」があります。腕を下、前後左右に大きく動かせることからも分かるように、肩甲帯は身体の中でも可動域が広いパーツのひとつですが、この肩甲帯を構成している2組の骨が、「肩甲骨」と「鎖骨」です。肩甲骨と鎖骨は外側の端で繋がり、胸郭の上にゆったりとかぶさります。肩甲帯がよく動くのは、これらの骨が胴体のほかの部分との繋がりが薄く、独立した構造になっているから。肩甲骨は鎖骨を介して体幹と繋がっていますが、その肩甲骨を支えているのは大小さまざまな34の筋肉で、肩甲骨そのものは背中から浮いたような状態。肩甲骨を支える筋肉は背骨や肋骨、上腕、首、ひいては骨盤などにも繋がっています。
肩甲骨の動きが悪くなるとどうなるの?
肩甲骨の動きが悪くなると僧帽筋っや肩甲挙筋などの肩甲骨周辺の筋肉も体の外側に引っ張られた
状態で固まってしまい血行不良に陥ります。
さらにその状態が長時間続くと、筋肉内に乳酸がたまり、痛みを発生させる発痛物質が出現し、肩や背中の痛みを感じるようになります。
この状態になると肩甲骨の動きはさらに悪くなり、肩が内側にはいり、肩甲骨がハの字に広がってしまいます。肩甲骨がハの字に広がって胸の中心が閉じている状態になると呼吸も浅くなり、さらには内臓を圧迫されるため、胃腸の不調や便秘冷え性の原因にもつながります。
肩甲骨のコリでお悩みの方はぜひ一度ご相談ください。
肩甲骨の動きを改善することで肩のあがりもよくなりますし、肩こりも軽減する場合が多いです。
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