院長ブログ
1:こんな症状でお困りでないですか?
- ・仕事中、首が固まって下も上も向くと痛みが走る
- ・左右に顔を向けたり上を向くと肩や腕に痺れが走る
- ・何もしなくとも腕までジンジンと痛みが走る
首のところで脊髄を中に納めている骨は頸椎(けいつい)といいます。
頸椎は全部で7個あり、上から順に第1頸椎、第2頸椎と上から順番に第7頸椎まであります。
その頸椎間には椎間板(ついかんばん)と呼ばれる組織があります。
この椎間板は上下の頸椎を繋いでいて、ある程度の弾力(クッションの役目)があります。
この椎間板の組織がこわれて脊髄や神経根(腕に続いている神経の根元)が急激に圧迫されて
出現する症状が頸椎椎間板ヘルニアといいます。
一般的に頚椎ヘルニアや首の痛みなどの症状の原因は
- ・椎間板が神経を圧迫してしまっているせい
- ・加齢による骨の変形のせい
- ・単に首が疲れて固まっているせい
とされています。おそらくこれを読まれているあなたもこのような説明を受けているかもしれません。
そしてMRIやレントゲンなどの画像を見たらなおさら誰でも納得してしまうでしょう。
しかし医学の進歩にともない現在では健康な人の椎間板にもヘルニアが見られることが多々あることが解明されています。
椎間板や加齢が原因で痛みや痺れが起きるという過去の考えは本当に正しいのでしょうか?
ではヘルニアが原因と思われていた肩や腕、首の痛み・しびれの本当の原因は何なのか?
それは首、腕周りの筋肉です。
日常生活での些細な動作や姿勢により筋肉に負担がかかり、血行不良や疲労による老廃物の蓄積が起こることで、
筋肉が硬くなり痛み・しびれを引き起こすのです。
2:自宅でできるケア方法
基本的には、痛みの強い間は安静が必要です。しかし、すべての方がお仕事を休めるわけではありません。
その場合、ポリネック(頚椎カラー)の装着をお勧めいたします。
また、お仕事は休めない代わりに、すべてのスポーツや趣味(読書、編み物、カーデニング等)はお休みしましょう。
そうすることで、最も早く再開することができるのです。
3:他院となにが違うのか?
「全然自分の話を聞いてもらえなかった」
「何も聞かずに突然マッサージや電気をあてられた」
「原因不明なのでとりあえずこの薬を飲んでみて」
などと言われたりしませんでしたか?
なぜ、その痛みや不調が出ているのかもつきとめずに、
いったいどこをどう良くしようとしているのか不安だし、気にありますよね。
当院は初回カウンセリングに力をいれており、生活習慣、日常生活動作の中でどこに
原因がどこに潜んでいるのか探っていきます。
初回施術時のカウンセリングの際に治療計画を立て必要な治療回数をお伝えしております。
一人一人の患者様の痛みに時間をかけて真剣に向き合う為、当院は予約制とさせていただいております。
4:レイス整骨院の治療、ケア方法
痛みやしびれの発生元は筋肉ですから筋肉を直接治療していくことが最も早く根本的に治す方法です。
もちろん痛み・しびれを改善するには原因になっている筋肉を特定し治療する必要があります。
最低週2回~3回の施術が必要です。筋力低下は日々進行していきますので、
コンスタントに治療していかなければなりません。
ご自宅で行っていただきたい体操や日常生活上の注意事項も説明させていただきますので、
それも合わせて行っていただくとより効果的です。
5:まとめ
髄核の脱出したヘルニアの場合、残念ながら脱出した髄核を基に戻すことは当院での治療ではできません。
根本的な治療は現代医学では手術以外ありません。
ただし、痺れ感の軽減や神経異常による筋力の低下への対策のための治療については当院にて行っております。
根気のいる治療になりますが、日常生活を無理なく過ごしていただけるよう施術を行ってまいりますので是非お任せ下さい。
当院では、国家資格を持った施術者が、手技療法、ストレッチ、関節調整、ヘッドケア
を提供させて頂いておりますので、安心してご来院いただければと思います。