もしかして私も?自分では気づきにくい「肩こり」のサインとは

肩こりは特にないと思うんです!!

初めて来院される方から、よく聞く言葉です。
ところが実際にお身体をチェックしてみると、首や肩まわりの筋肉がガチガチに硬くなっているケースは少なくありません。

肩こりは必ずしも強い痛みとして現れるものではないため、自分では気づかないまま慢性化してしまうことが多い症状です。
今回は、自分が肩こりかどうかわからないという方向けに、チェック方法と注意点をお伝えします。

 

自分では気づきにくい肩こりセルフチェック

まずは、以下の項目をチェックしてみてください。

  • 肩や首が「重い」「だるい」と感じることがある
  • 長時間のデスクワークやスマホ使用後に疲れが強い
  • 首を回すとゴリゴリ音がする、動かしにくい
  • 頭が重い、スッキリしない日が多い
  • 目の疲れが取れにくい
  • 深呼吸がしにくく、息が浅い気がする
  • 朝起きた時からすでに疲れている

いかがでしょうか。
3つ以上当てはまる方は、すでに肩こりが始まっている可能性があります。

なぜ肩こりは自覚しにくいのか?

肩こりが厄介なのは、痛みに慣れてしまうことです。
筋肉の緊張が続くと、脳がそれを普通の状態と勘違いしてしまい、不調として認識しにくくなります。

また、肩こりは次のような形で現れることも多くあります。

・疲れやすい

・集中力が続かない

・イライラしやすい

・寝ても疲れが取れない

これらは一見、肩とは関係なさそうですが、首・肩の緊張や血流の悪さ、呼吸の浅さが関係していることが多いのです。

肩こりと呼吸の深い関係

肩こりの方に共通して多いのが、「呼吸が浅い」状態です。
呼吸が浅くなると、首や肩の筋肉を使って息をするクセがつき、常に肩に力が入った状態になります。

すると、

血流が悪くなる

筋肉が硬くなる

さらに呼吸が浅くなる

という悪循環が起こり、気づかないうちに肩こりが慢性化してしまいます。

姿勢を正しているつもりなのに楽にならないという方は、呼吸まで意識できていないケースがとても多いです。

肩こりを放置するとどうなる?

「生活できているから大丈夫」と放置していると、肩こりは次第に悪化します。

・頭痛やめまい

・眼精疲労

・首や背中の痛み

・自律神経の乱れ

・睡眠の質の低下

など、日常生活に支障が出てくることもあります。

すでに上記のような症状が頻繁に現れている方は要注意!!
特に慢性化した肩こりほど、何をしても良くならないと感じやすくなります。

肩こりは早めのケアが大切です

肩こりは、ひどくなってから対処するものではありません。
違和感の段階でケアすることで、改善も早く、再発もしにくくなります。

当院では、強く揉んだり一時的にほぐすだけではなく、

・呼吸の深さ

・姿勢のバランス

・首・肩・肩甲骨の動き

を確認しながら、身体全体から肩こりの原因にアプローチします。

「自分が肩こりかどうかわからない」
「整体に行くほどではないと思っている」

そんな方こそ、一度ご自身の身体を見直してみてください。
肩こりは、身体からの小さなサインかもしれません。

 

レイス整骨院