肩こりと関連する可能性がある病気7選|整体師が解説

これは病気?「肩こりの裏に潜む病気」について知っておきましょう

「なんとなく肩が重い」「ずっと肩が張っている」
そんな肩こり、実はただの疲労や姿勢の問題だけではない場合があります。

肩こりはとても身近な症状ですが、時に身体が発している重要なサインのこともあります。
今回は、肩こりの裏に隠れている可能性がある病気と、チェックポイントについて当店で実際に来られたお客様でいた症例も含めてお話しします。

肩こりを引き起こすことがある病気

① 心臓疾患(狭心症・心筋梗塞)

肩こりと同時に、

・胸の痛みや圧迫感

・左肩~腕にかけてのしびれ

・冷や汗、息苦しさ

がある場合、心臓からくるサインの可能性があります。

特に左側の肩だけが強く痛む・安静時にも症状がある場合は、早めの受診がおすすめです。

当店でも心臓疾患の疑いがある方で病院に受診してもらった結果、心筋梗塞の予兆だと診断された方がいらっしゃいました。

肩こりよりも胸の痛みが強く当初肋間神経痛を疑ったのですが痛みが強く胸の締め付め感、腕や歯にも広がっておりました。

通常、肋間神経痛の場合は肋骨の周り、片側の場合が多いので念の為受診して頂きました。

② 自律神経の乱れ

ストレスが続くと呼吸が浅くなり、首肩まわりの筋肉が緊張します。

・寝ても疲れが取れない

・頭痛やめまいがある

・いつも身体が力んでいる

これらが肩こりとセットになっている人は、自律神経のトラブルが関係していることが多いです。

自律神経由来の肩こりの方は当店にもよく来店されます。

③頚椎ヘルニア・頚椎症

首の骨(頚椎)の変形や神経圧迫でも肩こりが出ます。

・腕や指のしびれ

・首を上を向く方向に動かすと痛みが強まる

・手に力が入りにくい

などがあれば頸椎ヘルニア、頸椎症の疑いがあります。

当店にも頸椎ヘルニア、頚椎症で来られる方は多くいます、

軽度のヘルニア、頚椎症であれば当店で改善可能ですが診断は出来ない為、一度整形外科に受診することをおススメしております。

整形外科でのMRI検査が確実です。

④ 高血圧・血行障害

血圧が高いと、肩の筋肉に必要な酸素が届きにくくなり、肩こりを感じやすくなります。

特に、

・肩だけでなく頭も重い

・ズキズキと頭痛を伴う

・朝起きた時が一番つらい

といった場合は血管系の影響が疑われます。

高血圧の方はヘッドマッサージをおススメしております。

当店のマッサージは刺激は弱めですが高血圧の方は強いマッサージをすると脳梗塞になる可能性があり危険です。

⑤ 更年期・ホルモンバランスの乱れ

男性・女性に限らず、ホルモンバランスが乱れる時期は、筋緊張や自律神経の変化から肩こりが増えます。

・イライラ

・のぼせ

・不眠

などが肩こりと合わせて出ている場合は、身体のリズムの変化が原因かもしれません。

 

病気じゃない肩こりも多い

とはいえ、「じゃあ私も病気?」というと、必ずしもそうとは限りません。
肩こりの多くは、

  • 姿勢のクセ
  • 呼吸が浅い
  • 長時間のスマホ・パソコン
  • ストレスや力み癖
  • 血行不良

 

といった生活習慣による筋緊張性肩こりです。

ただ、放置すると慢性化し、頭痛・めまい・睡眠の質低下につながる場合もあります。

 

迷ったらぜひ当店にご相談ください

肩こりは軽視されがちですが、時に体の異変のサインです。
「放っておいて気づいたら悪化していた」というケースは珍しくありません。

もし、

・どこに相談したらいいか分からない

・自分の肩こりの原因が知りたい

・病院に行くべきか迷っている

という方は、一度ご相談ください。

あなたの肩こりがどのタイプなのか、体を確認しながら丁寧にチェックしていきます。

まとめ

肩こり=ただの疲れと思い込まず、
時には「身体からのメッセージ」として受け止めてあげることが大切です。

レイス整骨院