季節の変わり目に頭痛がするのはなぜ?

最近ぐっと寒さが増し、年の瀬を感じる季節になりました。
朝起きる時に布団から出るのがつらくなったり、身体が冷えて肩や首が縮こまるような感覚を覚えている方も多いのではないでしょうか?

この時期になると、「頭が重い」「天気が悪くなる前に頭痛がする」「片頭痛が増えた」など、体調のお悩みが増えてきます。
実はこれ、季節の変わり目に起きる身体の反応なんです。

年を重ねると気候の変動に対しての適応能力が落ちてしまうので若いころに比べるとより起りやすくなってしまいます。

今日はその原因と、今日からできる対策、そして整体でサポートできることをご紹介します。

なぜ季節の変わり目に頭痛が起きるの?

季節が変わる時期は、身体にとって環境変化が大きく、さまざまなストレスがかかります。特に影響しやすいのが気圧と気温、自律神経の働きです。

①気圧の変化による影響

雨や曇りの日、台風が近づく時期は気圧が下がります。
低気圧になると身体は外気との差を調整しようとし、血管が広がりやすくなるため、脳の血流が急に増え、ズキズキした片頭痛が起こりやすくなります。

「雨が降る前に頭痛が来る」
という方は、まさにこのタイプです。

② 寒暖差による筋肉の緊張

季節の変わり目は朝晩の寒暖差が大きく、身体は体温調整のために無意識に筋肉を緊張させます。

特に首や肩の筋肉が硬くなると、頭へ向かう血流が滞り、
締め付けられるような頭痛へつながります。

③ 自律神経の乱れ

季節の変化は、睡眠リズムやホルモンバランスにも影響します。
その結果、

  • 呼吸が浅くなる
  • 身体がリラックスできない
  • 疲れやすくなる
  • 睡眠の質が低下する

 

こうした状態が重なると、頭痛がさらに出やすくなります。

 

よくある症状チェックリスト

  1. 天気で体調が変わる
  2. 首・肩が常に張っている
  3. 頭が重だるく集中できない
  4. こめかみ・目の奥が痛む
  5. 朝から頭がスッキリしない

ひとつでも当てはまる方は、季節性頭痛の可能性があります。

今日からできるセルフケア

① 深い呼吸を意識する

呼吸が浅いと筋肉に酸素が届きにくく、緊張状態が続きます。
おすすめは、以下のリズム👇

4秒吸う⇒1~2秒息を止める⇒6〜8秒かけてゆっくり吐く⇒1~2秒息を止める⇒4秒吸う・・・

吐く時間を長くすることで、副交感神経が働き、頭痛予防になります。

② 温めるケア

首・肩・耳まわりは頭部へ向かう血管が多いポイントです。
温めることで血流が改善し、痛みが落ち着くことがあります。

・蒸しタオル

・ホットパック

・お風呂での温め習慣

これらは特に効果的です。

③ 水分と少量のミネラル補給

気圧頭痛の方は、水分不足で症状が強くなることが多いです。
おすすめは、

水 + ほんのひとつまみの天然塩

ミネラルが加わることで身体の調整力が上がります。

当店でできること

セルフケアだけでは改善しにくい場合、
身体の深い部分に頭痛の原因が残っていることがあります。

整体では、

  • 首・肩・頭部の筋肉の緊張をやさしく緩める
  • 自律神経が整う呼吸や姿勢の調整
  • 血流改善による頭痛の軽減

を目指します。

当店の整体は強い刺激やボキボキとした矯正ではなく、
身体が自然にゆるむ優しいケアで改善をサポートします。

まとめ

季節の変わり目の頭痛は、身体が変化に対応しきれず起きている身体からのサインです。

✔ 原因を知る
✔ できるケアを続ける
✔ 必要なら専門ケアで整える

この流れで、季節による体調の波は小さくできます。

「毎年この時期つらい…」
そんな方こそ、身体を整えるチャンスです。

レイス整骨院